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高級アルコール系合成洗剤「アルキル硫酸ナトリウム」とは何か。
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    JUGEMテーマ:化粧品

     

    高級アルコール系合成洗剤「アルキル硫酸ナトリウム」とは何かについて説明します。

     

    アルキルとはメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチルなどの総称で、アルキル硫酸ナトリウムもまた一般的な総称です。アルキル硫酸ナトリウムの代表的な物質にラウリル硫酸ナトリウムがあります。

     

    ラウリル硫酸ナトリウムはドデカノールという炭素数12の高級アルコールを原料として作られるので、「高級アルコール系」と言われます。高級アルコールとは値段の高いお酒ではありません。ヒドロキシ基(−OH)をもつ炭素数の多い(炭素原子数6以上)有機化合物です。
     

    1−ドデカノール

     

    ラウリル硫酸ナトリウムはナトリウムイオンが陽イオンなので、本体は陰イオンです。陰イオン(アニオン)界面活性剤に分類されます。陰イオン界面活性剤は泡立ちのよいのでシャンプーや石鹸などに多く利用されています。
     

    ラウリル硫酸ナトリウム

     

    しかしラウリル硫酸ナトリウムは皮膚への刺激が強いため、あまり使われていません。使われてもごく微量です。この欠点を改良したのがラウレス硫酸ナトリウムです。
     

    ラウレス硫酸ナトリウム


    「・・・・」は省略の意。

     

    ラウリル硫酸ナトリウムよりも分子が巨大であるため、分子の小さいラウリル硫酸ナトリウムと比べると肌への浸透が減ります。それが皮膚刺激が比較的少ない理由です。

     

    シャンプーで最も多く含まれる成分は水であることがほとんですが、2番目に多く含まれる成分がラウレス硫酸ナトリウムである商品を紹介します。
     







     

     

    posted by: 両国潔俊 | 陰イオン界面活性剤 | 00:42 | comments(0) | - |
    毒と薬
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      JUGEMテーマ:化粧品

       

      化粧品の情報を収集していて、いつも思うことを書きます。

       

      「○○は危険だ!」

      「○○が入っている化粧品は使ってはいけない!」

      などの情報はよく飛び交います。

       

      これらの情報に共通することは断片的な情報で画一的な判断をしていることです。

       

      たとえば、あらゆる防腐剤は毒であるという事実があります。

       

      しかしながら、想定する使用方法において人体にほとんど影響のない量が配合されているので、問題とならないのです。

       

      多くの場合、量の問題なのです。

       

      量が少なすぎると効果が表れないし、量が多いと人体に悪影響を及ぼします。

       

      適量が配合されているので、期待する効果が表れ、期待しない影響が表れないのです。

       

      それなのに、「○○という防腐剤が入っている化粧品は使ってはいけない」という情報が飛び交います。

       

      みなさん、醤油をガブガブ飲んだら人は死ぬということをご存知でしょうか?

       

      醤油には致死量があります。

       

      その断片的な事実を以って、「醤油は毒だ!」と言う人はいないじゃないですか。

       

      同じようにお酒にも致死量があります。

       

      その断片的な事実を以って、「酒は毒だ!」と言う人はいないじゃないですか。

       

      「酒は百薬の長」と言う人もいるくらいですよね。

       

      多くの化学物質は人間に都合のいい効果をもたらすし、都合が悪い効果ももたらします。

       

      薬は毒にもなり、毒は薬にもなります。

       

      飲みすぎて毒にならない薬は薬ではありません。

       

      用法用量を守れば薬で、用法用量を守らなければ毒になるのです。

       

      断片的な情報だけで「あいつは悪い奴だ!」と決め付け、「そいつと付き合う奴も悪い奴だ!」などと言う人も人間社会には必ずいますよね。

       

      メラニンって、よく嫌われがちですが、紫外線を浴びてメラニンができるのは、DNAを紫外線から守るためにメラニンが作り出されているからなのです。

       

      紫外線も嫌われがちですが、紫外線を浴びるとビタミンDが生成されます。

       

      ビタミンDには、骨の生育に必須な血中のカルシウム代謝を正常化する作用のほかに、免疫作用を高めたり、さまざまな病気の予防効果があることが判ってきています。

      参考文献:国立環境研究所「太陽紫外線による健康のためのビタミンD生成と皮膚への有害性評価」

       

      福島原子力発電所の事故で放射線は危険だと言われましたよね。

       

      放射線がゼロの世界では生命は生きられないということをご存知でしょうか?

       

      生命は太陽からの放射線をエネルギーとして浴びているのです。

       

      それなのに人は放射線を浴びてはいけないと言うのです。

       

      車は便利な乗り物ですよね。

       

      車は1年間に3000人の人を殺しているってご存知でしょうか?

       

      年間3000人も殺しているのに、誰も「車に乗ってはいけない」と言わないのはなぜでしょうか。

       

      人間社会にも、化学にも、光と影があります。

       

      影を以って、悪だと決め付けたり、光を以って善だと決め付けることは宜しくありません。

       

      光を以って善だと決め付ける情報もよく飛び交います。

       

      「○○を飲むと肌がプルンプルンになる」・・・

       

      「○○を飲むとさびない体になる」・・・

       

      ,両霾鵑梁燭は、口から入ったものは消化器官で分解されてバラバラになるという理解が欠如していることが考えられます。

       

      バラバラになった物質を各細胞が必要な組織で必要に応じて新たな物質につくり変えます。

       

      人間が期待しても、細胞が必要でないと判断したら、期待していた物質はつくりません。

       

      △両霾鵑飛び交うのは、特定条件下の実験で特定細胞に現れた効果が、飲食物として取り入れたときに確率的に同じ効果が期待できるかという考察ができていないことが原因として考えられます。

       

       

      私が化粧品に興味を持っているのは、間違った情報で間違った方向へ向かっている人に、正しい情報を与えたいと思っているからです。

      posted by: 両国潔俊 | 化学一般 | 23:51 | comments(0) | - |
      紫外線防護科学〜紫外線散乱剤〜
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        JUGEMテーマ:日焼け対策

         

        先日紹介しました日焼け止めジェルは紫外線を吸収して、熱や他のエネルギーに変える紫外線吸収剤に分類されます。

         

        それに対して紫外線を物理的に反射する紫外線散乱剤があります。

         

        代表的な物質としては(微粒子)酸化チタン(微粒子)酸化亜鉛です。

         

        酸化チタンと酸化亜鉛はともに白色顔料としても利用される物質です。

         

        紫外線散乱剤を含有する商品として「アトピタ 保湿UVクリーム 30g SPF29++」があります。

         

         

        商品パッケージには「紫外線吸収剤不使用」と書いてあります。

         

        紫外線を吸収しているのではなく、散乱させているからです。

         

        成分の配合割合上位5つは水、シクロペンタシロキサン、BG、酸化チタン(UVカット成分)、ジメチコンです。

         

        詳細は画像をクリックすると記載されています。

         

        シクロペンタシロキサンは揮発性のある油性原料です。

         

        ケイ素と酸素が環状構造している面白い構造になっています。

         

        「シクロ(cyclo)」は「環状」を意味します。

         

        「ペンタ(penta)」は「5つ」を意味します。五角形をペンタゴン(pentagon)と言いますね。

         

        「シロキサン(siloxane)」はケイ素(silicon)、酸素(oxygen)、アルキル基(alkane)が繰り返し結合している構造を意味します。

         

        模型を作ろうと思いましたが、ケイ素がありませんでした。。。残念。

         

        シリコン(Silicon:ケイ素)と酸素の化合物ですので、シリコーン(Silicone)と呼ばれます。

         

        揮発性なのでべたつかず、さらっとした感触を与えます。

        参考文献:化粧品成分検定公式テキスト

         

        BGはブチレングリコールの略称で、保湿剤です。そのうち詳しく説明します。

         

        酸化チタンには強力な酸化力がありますので、水酸化Al、含水シリカ、ハイドロゲンジメチコンなどで表面をコーティングすることがあります。

        参考文献:化粧品成分検定公式テキスト

         

        この商品にもそれらは配合されています。

         

        紫外線吸収剤にアレルギー反応を起こしたことのある方は、この商品のような紫外線吸収剤不使用のものを利用してみるのもいいかもしれませんね。

         

        ご使用に際してはご使用上の注意をよく読んでください。

        posted by: 両国潔俊 | 日焼け止めクリーム | 23:14 | comments(0) | - |
        「天然=安全」「合成=危険」ではありません
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          JUGEMテーマ:化粧品

           

          「天然=安全」「合成=危険」ではありません。

           

          もちろん、「天然=危険」「合成=安全」でもありません。

           

          「天然のものには安全なものと、危険なものがある。合成したものにも安全なものと、危険なものがある。」という表現が科学的でしょう。

           

          天然の原料を使ったいい商品はたくさんありますし、合成してつくったものにもいい商品はたくさんあります。

           

          天然を謳う商品を好む嗜好を否定するわけではありません。

           

          しかしながら「天然=安全」「合成=危険」という方程式は成り立たないということは強く申し上げます。

           

          天然のものにも危険が潜む例を紹介します。

           

          ・植物のセイヨウアカネの根を由来とする「アカネ色素」が、遺伝毒性や腎臓への発がん性を理由に、化粧品での使用が実質禁止になった事例があります。

           参考文献:化粧品成分検定公式テキスト

           

          ・エンジムシから抽出されるコチニール色素はアレルギー症状を引き起こす人がいるので、消費者庁が注意喚起を行ないました。

           参考文献:化粧品成分検定公式テキスト

           

          ・かぶれを引き起こす「うるし」のように、天然成分のなかにも明らかに危険な成分があります。

           参考文献:資生堂HP 

           

          ・青梅からはアミグダリンという植物性天然物質の毒(青酸配糖体)が検出されます。ただし,青梅もアルコールや砂糖などに長時間漬け込むことによって無毒化すれば食用にできます。

           参考文献:化粧品の合成化学物質って危ないの?

           

          posted by: 両国潔俊 | 安全性 | 01:49 | comments(1) | - |
          アスパルテーム
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            JUGEMテーマ:ダイエット日記

             

            今日はアスパルテームについて書きます。

            (アスパルテームは香粧品に分類されません。美容と健康についてはなんでも書いていこうと思います。)

             

            よくカロリー0という表示のジュースを見かけますよね。

             

            法令では100mlあたり5kcal未満の場合、カロリー0と表示してよいことになっております。

             

            したがって、まったくカロリーが無いわけではありません。

             

            しかしながら、カロリー0と表示されていない他のジュースと比べると、その多くはカロリーが低いです。

             

            そして、カロリー0のジュースにはアスパルテームが入っていると書いてあることが多いですよね。

             

            たまにアスパルテームを嫌う人がいます。

             

            私が好んでアスパルテーム入りのジュースを飲むので、今まで次のことを言われたことがあります。

             

            「カロリー0を飲んでもやせないよ」

            「カロリー0を飲むとやせにくい体になるよ」

             

            さすがに毒と言い切った人はいませんが、このようなことを言われました。

             

            飲んでもやせないよというのは、私がやせていないというのは事実なので、これは否定できません。(汗)

             

            しかしながら、他のジュースを飲むよりはましだと言う事はできると思います。

             

            「やせにくい体になるよ」というのは全く理解が出来ません。

             

            理論がわかりません。

             

            そもそもアスパルテームとは砂糖の200倍の甘味を持つ人工甘味料です。

             

            200倍の甘味を持つので、微量で十分に甘くなるのです。

             

            だから、カロリーが低いジュースが作れるのです。

             

            世の中には天然=安全」「合成=危険」とする勝手なイメージが蔓延しています。

             

            アスパルテームの評判が悪いのはそのせいだと考えます。

             

            アスパルテームはアスパラギン酸とフェニルアラニンからつくられます。

             

            アスパラギン酸もフェニルアラニンも野菜、肉、牛乳、たまご、果物、魚、大豆などの天然の食材に含まれる成分です。

            参考文献:味の素 https://www.ajinomoto.co.jp/question/okyakusama/pal/

             

            アスパラギン酸の模型

             

            フェニルアラニンの模型

             

            アスパルテームの模型

             

            アスパルテームの安全性については各メーカーで厳正に評価されていることなので、私が言うことではないのですが、とりあえず、私が20年以上、ほぼ毎日、1日500ml飲んでも大丈夫でした。

             

            痩せてはいませんけど。。。(汗)

             

            先天的にフェニルケトン尿症という病気にかかっている方はフェニルアラニンの摂取量を成長に必要な量にコントロールしなければなりません。

            参考文献:味の素 https://www.ajinomoto.co.jp/question/okyakusama/pal/

            posted by: 両国潔俊 | アスパルテーム | 01:30 | comments(0) | - |
            紫外線防護科学〜日焼け止めジェル〜
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              JUGEMテーマ:日焼け対策

               

              アマゾンの日焼け止め売れ筋ランキングではKOSE サンカットR 日焼け止めジェル (スーパーウォータープルーフ)がランクインしています。

               

               

              まず、この商品に表記されている「SPF50+」の「SPF」について説明します。

               

              SPFとはUVBに対する防御効果を示す指標で、肌が赤くなる炎症(サンバーン)を起こすまでの時間を何倍まで延ばせるかという指標です。

               

              日本人は、真夏の浜辺で肌に何も塗らなかった場合、およそ25分でサンバーンを起こすといわれています。

               

              たとえばSPF24のUVカット商品の場合、25分を

              25分×24=600分=10時間

              に伸ばせることのできる防御効果があるという目安になります。

              参考文献: 日本化粧品検定 2級・3級対策テキスト コスメの教科書

               

              現実問題として、太陽は東から上って、西に沈むわけで、強烈な日光を10時間も浴び続けることはありません。

              また、10時間が経過した瞬間に0が1になるように、正常な肌がサンバーン状態になるわけでもありません。

               

              あくまで、SPF値はUVBに対する防御効果を示す指標だとお考えください。

               

              SPFは50までの値で、それ以上は「50+」と表します。

               

              また、この商品に表記されている「PA++++」について説明します。

               

              これはUVAに対する防御効果を示すもので、「PA+」〜「PA++++」まであります。

               

              「+」が多いほど防御効果が大きいことを示します。

               

              つまり、SPFの値が大きく、PAの「+」の数が多いものは赤くもなりにくいし、黒くもなりにくいということを表します。

               

              どのような生活シーンで日焼け止めを使うのかによって、適切なSPFやPAの化粧品を選ぶことをお勧めします。

               

              日常の生活で使うのか、屋外のスポーツで使うのか、海や山で使うのか、海外リゾート地で使うのかなど。

               

              日本化粧品工業連合会の目安を参考にするといいでしょう。

              https://www.jcia.org/n/pub/use/c/03-2/

               

              さて、KOSE サンカットR 日焼け止めジェル (スーパーウォータープルーフ)にはメトキシケイヒ酸エチルヘキシルという紫外線吸収剤が使われています。

               

              模型を作ってみました。

               

               

              この物質は紫外線吸収剤として広く使われ、「ニベアサン プロテクトウォータージェル SPF50/PA+++ ポンプ 140g」「アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク SPF50+/PA++++ 60mL」にも含まれています。

               

               

              メトキシケイヒ酸エチルヘキシルはケイヒ酸系といわれる紫外線吸収剤に分類されます。

               

              ケイヒ酸系のほかには、ベンゾフェノン系、トリアジン系などがあります。

               

              これらは紫外線を吸収して、化学反応によって熱などの別のエネルギーに変換します。

              参考文献: 日本化粧品検定 2級・3級対策テキスト コスメの教科書

               

               

               

              posted by: 両国潔俊 | 日焼け止めジェル | 00:49 | comments(0) | - |
              紫外線防護科学〜UVA、UVB、UVC〜
              0

                JUGEMテーマ:日焼け対策

                 

                紫外線は波長の長短でUVA、UVB、UVCに分類されるということは説明しました。

                 

                それぞれの性質を書きます。

                 

                ◆UVC

                波長:短い

                エネルギー:大きい

                人体への影響:有害。皮膚がんになるリスクが大きい。

                透過性:オゾン層を通らないのでほとんど地上に到達しない。オゾン層を破壊するフロンガスは法律で規制されている。

                 

                ◆UVB

                波長:中ぐらい

                エネルギー:中ぐらい

                人体への影響:長時間浴びると、皮膚に赤い炎症を起こす(サンバーン)。

                透過性:ガラスを通らないので、車の中や屋内ではあまり影響が無い。皮膚の表皮までしか浸透しない。

                サンケア指数:SPF(Sun Protection Factor:太陽光線防御因子)

                英語注釈:サンバーンのバーンは「burn」。燃える、焼ける、こげるの意味も持つ。

                 

                ◆UVA

                波長:長い

                エネルギー:小さい

                人体への影響:長時間浴びると、皮膚を黒化させる(サンタン)。

                透過性:ガラスを通るので車の中でも日焼け(黒化)する。真皮中層まで浸透する。

                サンケア指数:PA(Protection Grade of UVA:UVA防御階級)

                英語注釈:サンタンのタンは「tan」。「(獣皮を)なめす」の意味も持つ。

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                posted by: 両国潔俊 | 紫外線 | 00:52 | comments(0) | - |
                紫外線防護科学〜日焼けの仕組み〜
                0

                  JUGEMテーマ:日焼け対策

                   

                  皮膚は表皮、真皮、皮下組織の三つの層からなります。

                  絵:Kiyotoshi RYOGOKU

                  参考文献: 日本化粧品検定 2級・3級対策テキスト コスメの教科書

                   

                  その表皮に注目します。

                   

                  絵:Kiyotoshi RYOGOKU

                  参考文献: 日本化粧品検定 2級・3級対策テキスト コスメの教科書

                   

                  表皮は角層、顆粒層、有棘層、基底層の四層で構成されます。

                   

                  基底層には色素形成細胞メラノサイトがあります。

                   

                  皮膚が紫外線を浴びると、メラノサイトにメラニンを作れという命令情報が伝えられます。

                   

                  そうすると酵素チロシナーゼが活性化して、

                   

                  チロシンというアミノ酸を

                  ドーパ

                  ドーパキノン

                  黒色の色素メラニン

                  に変化させます。

                   

                  メラニンはメラノサイトのメラノソームという袋中で生成され、周りの細胞に送り込まれます。

                   

                  これが紫外線を浴びて肌が黒くなる仕組みです。

                   

                  参考文献: 日本化粧品検定 2級・3級対策テキスト コスメの教科書

                   

                   

                  posted by: 両国潔俊 | 皮膚 | 12:44 | comments(0) | - |
                  紫外線防護科学〜紫外線とは何か〜
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                    JUGEMテーマ:日焼け対策

                     

                    まず、紫外線とは何か?について説明します。

                     

                    目に見える光も、

                    放射線であるX線も、

                    携帯の電波も、

                    紫外線も、

                    赤外線も、

                    全部電磁波(電気と磁気の組み合わされた波)です。

                     

                    何が違うかというと、波の長さ、波長が違うのです。

                     

                     

                    波長が長いものから短いものまであります。

                     

                    目に見える電磁波もあります。

                     

                    それが可視光線です。

                     

                    目に入ってくる電磁波の波長が0.00038ミリメートル〜0.00078ミリメートルの範囲であれば網膜を刺激して、見えるという感覚を生みます。

                     

                    電磁波が見えるというよりは、電磁波を発している物体を認識するという感覚になります。

                     

                    可視光線には波長によって色が違います。

                     

                     

                    0.00038ミリメートルに近い可視光線色が紫色です。

                    0.00078ミリメートルに近い可視光線色が赤色です。

                     

                    紫の範囲のにある波長の短い電磁波が紫外線です。

                    赤の範囲のにある波長の長い電磁波が赤外線です。

                     

                    電磁波は波長が短いほどエネルギーが大きい性質があります。

                     

                    したがって、紫外線は目に見える光よりもエネルギーが大きいです。

                     

                    紫外線にも波長の長短によって名前が違います。

                     

                    長い波長の紫外線がUVA

                    中ぐらいの波長の紫外線がUVB

                    短い波長の紫外線がUVC

                    です。

                     

                    波長が短いほうがエネルギーが大きいので、UVCのエネルギーが最も大きく、人体に有害なのですが、上空にあるオゾン層が有害なUVCを遮断してくれます。

                     

                    香粧品化学においては専らUVA、UVBについて論じられます。

                     

                    ちなみにUVとはultraviolet(ウルトラバイオレット)で、ultra(越えて)とviolet(紫色)がくっついた語です。

                     

                    A、B、Cは波長によって割り振ったアルファベットです。

                     

                    別の記事で、皮膚や化学物質について書きます。

                    posted by: 両国潔俊 | 紫外線 | 02:01 | comments(0) | - |
                    保湿剤がなぜ保湿できるのか
                    0

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                      成分は割合の多い順から5つ列挙しますと水、グリセリン、BG、コメ発酵液、グルタミン酸です。

                      詳細は上の画像をクリックしてください。

                       

                      今回はこの粧品の2番目に多い成分であるグリセリンに注目します。

                       

                      構造式は下記のとおりです。

                       

                      炭素が3つに水酸基(ヒドロキシ基)が3つ結合しています。

                       

                      「ーOH」が水酸基です。

                       

                      ヒドロキシは英語で「hydroxy」と書きます。

                       

                      これは水素(hydrogen(ハイドロジェン))の「hydro」と酸素の「oxygen(オキシジェン)」の「oxy」をくっつけてつくった言葉です。

                       

                      日本語では「水酸基」がふさわしいと思いますが、最近ではヒドロキシ基と呼ぶほうが多いような気もします。

                       

                      水酸基の酸素原子は電子大好きです。

                       

                      だから、水分子と同じように電子の偏りを生じて、少しマイナスになります。

                       

                      電気的な力で水をひきつけます。

                       

                      つまり、水素結合ですね。

                       

                      水と仲のよい水酸基を3つ持っているので、グリセリンは保湿剤なのです。

                       

                      グリセリンの構造を立体的にあらわすと下図のようになります。

                       

                      黒が炭素、赤が酸素、白が水素です。

                       

                       

                       

                       

                      posted by: 両国潔俊 | グリセリン | 16:15 | comments(0) | - |